FC2ブログ
by

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
多可幸
Posted by多可幸
by
  • Comment:0

「子どもの頭がよくなるお父さんの行動」
第7章 父だからこそ考えたい、これからの時代の進路 から紹介します。
ランドセルのCMと教育と意外な関係が、書かれています。

--------------------------------------------------------------------
ランドセルのCMはなぜ軽さをアピールするのか

毎年、夏をむかえるころになると、翌年春に入学する児童のためのランドセルのコマーシャルがテレビで放映されます。色も多彩で色々な機能がついた製品が開発されていますが、共通しているのは「羽のように軽い」など、軽量をアピールしていることです。入学したばかりの子どもにとって重いランドセルは負担だから軽さを重視するのだろうと思われがちですが、少し前までは6年間の使用に耐えれる「丈夫さ」を売りにしていたはずです。
 最近のランドセルはなぜ軽いのでしょう。それは中に入れる教科書が重くなっているからです。ではなぜ教科書が重くなったのか。それはここ30年間の日本の教育行政の揺れとブレが反映されています。これらの流れを振り返ってみましょう。

スポンサーリンク

ここ30年で行政教育は、詰め込み教育批判→ゆとり教育→脱ゆとり教育と揺れ動いてきました。
1970年代までの日本では、受験を目的とした知識の暗記優先の教育が行われてきました。これがいわゆる「詰め込み教育」といわれるものです。その結果、知識はあるものの発想力や想像力が欠如した生徒が増え、「落ちこぼれ」といわれる授業についていけない子どもも増えて、校内暴力や非行の原因になるとされていました。
 そこで1980年代から、国は学習内容と授業内容を削減する方向に動きました。これが「ゆとり教育」の始まりとされています。
 「ゆとり教育」の目的は児童・生徒の授業の負担を減らし、浮いた時間で自主的に物事を考えて学ぶ姿勢を育てることとされています。自分自身で考えることで「生きる力」を身につけ、豊かな人間性を育てることとされました。
 しかし、反面、基礎学習力の低下をもたらし、社会人として生きていけない人たちを生み、国力も削がれると批判されました。2004年「OECD(経済協力開発機構)生徒の学力到達度調査(PISA)」で日本の15歳の学力が前回の調査と比べ、数学的応用力1位から6位へ、読解力が8位から14位へと急落していることがわかり「ゆとり教育」がみなおされたのが2007年です。
2011年以降、あたらしい学習指導要領による教育が実施されました。メディアはこれを「脱ゆとり教育」と呼びました。授業時間は小学校6年間で278時間、中学校3年間で105時間増え、教科書のページも約3割り増えました。ランドセルのCMが軽さをアピールするのはこのためでしょう。
 このように、教育制度は時代によって変動していきます。
 保護者としては変化する情報を得て、自分の家庭ではどう対応するのかを考えなくてはいけないと思います。他の家庭に影響されずにその家庭に適した境域を考えるのが親の責任だと思います。
---------------------------------------------------------------------------------

文部科学省のページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/a002.htm

スポンサーサイト
多可幸
Posted by多可幸

Comments - 0

Leave a reply

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。