FQJAPANの2016年3月号の特集は
世界の子育てにみる
クリエイティブ教育
―個性を伸ばす父親のスタンス―
内容を少し紹介します。
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2021年に大学入試改革が行われる。
センター試験は廃止され、従来のマークシート式から思考力が問われる記述式に変わる。
これからの子どもたちに必要なのは、今日までのような詰め込み方の知識ではなく解決へ向けた判断力、表現力、創造力・・・・つまり困難な人生を歩むために必要な問題解決力。
FQとしては、この大学入試をひとつのキッカケと捉えて、子どもたちが健全で創造的に楽しく生きていくために”父親ができること”を読者と一緒に考えてみたい。
そこで目を向けるのは、創造性教育の先進国のパパたち。彼らは子供にどんな接し方をしているのだろうか?
世界のパパしつけ比較
Q 子供が壁に落書き、さてどうする?
A1 まずは4回深呼吸心を平静に戻すことが重要
まずはそれがいけないことであると伝えるのだが、その時に感情を表に出しすぎてしまうことがある。そこで、実践しているのが「4回の深呼吸」だ。アメリカの子供むけテレビ番組「Daniel Tiger(ダニエル・タイガー)」の中で行われている気持ちを落ち着かすための行為で、自分の心を平静に戻すと同時に、子供にも落ち着かせる時間を与えられる。そして、お互いが少し落ち着いた後に、改めて子供の何がいけなかったのかをしっかりと説明する。またこの場合、夫婦の片方に責任や役割が固まらないように気をつけている。
A2 「もうやるなよ」と注意はするものの、そのまま放置
落書きの出来にもよりますね。落書き自体はよいものではないから、「2度とやらないように」とは言いますが、家が汚くなるからという損得勘定で腹を立てるのは間違っていると思います。わが家は、息子が赤ちゃんのときに描いた落書きをそのまま残してあります。
A3 頭ごなしに「ダメ!」としからない。
「落書きはダメ」と叱るだけでは、子供は理由がわからず混乱してしまう。そこで、「落書きをされるとちょっと困るんだけど・・・なんで困るか、わかる?」と問いかけてまずは子供に自分の間違いにきづかせるようにしている。
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